神戸FW渡辺が劇的同点弾を決め、不敗神話を守った。1-2の後半ロスタイム。FWペドロ・ジュニオールから来たボールを、ゴール左に押し込んだ。前半7分の先制弾と合わせて2得点の活躍でヒーローになった。普段は厳しいネルシーニョ監督は「エクセレントだ。献身的で、ここぞという時に決定力を出してくれる」と褒めちぎった。

 チームはナビスコ杯を含め公式戦7戦不敗(4勝3分け)。負けない神戸の象徴が渡辺で、ここ5戦5発。兄大剛が韓国Kリーグの釜山、弟三城がJ3のYSCC横浜に在籍するサッカー一家の次男坊は「負けないことも大事だけど、僕らは上(の順位)を目指している。こういう試合はしっかり勝たないといけない」。4連勝の後、3戦連続引き分け。目標が高いからこそ、笑顔はなかった。