なでしこジャパン高倉麻子新監督(48)の恩師、INAC神戸の松田岳夫監督(54)が27日、教え子へエールを送った。

 松田監督は高倉新監督が現役だった日テレ(当時は読売ベレーザ)所属時代、コーチで4年間(92、93、94、97年)と監督で1年間(98年)指導していた。

 恩師は「サッカーに対していろんな感覚を持っている。当時から、年齢が上でも若い子に体力で劣らないように頭であったり、判断や技術の使い方を工夫していた。選手としても指導者としてもいろんな角度から(サッカーを)見られる」と、目を細めて振り返った。

 現在は「年に1、2回食事する」仲で、その度にサッカー談議を繰り広げている。松田監督は「今年は(リオ)五輪に出られない中で、いろんな意味で(女子サッカーが)変わる時。彼女は厳しい時代をサッカーで高いものを追求してきた。彼女ならなでしこでも高いところを目指せる」と、太鼓判を押した。

 INAC神戸には、FW川澄やDF鮫島らベテランに加え、25歳FW高瀬やU-20(20歳以下)女子代表のMF杉田らが所属。松田監督は、多くの代表選手を輩出するINAC神戸の指揮官として「(なでしこジャパンは)新監督になるわけですし、若い選手を含め(選手が)出せる力を大きくしていく」とサポートを誓った。