仙台が痛い星を落とし、勝ち点19のままで3位から4位に後退して、リーグ戦を折り返した。

 前半21分までに、守備の連係ミスから2点を許す劣勢に立たされた。シュート数は千葉の7本を上回る10本を打ったが、最後までゴールを割れなかった。

 30日からなでしこジャパンの米国遠征に参加する、MF川村優理(27)は「全部がサイドへ、サイドへの展開。1人が裏に抜ければ、バイタルエリア(MFとDFの間)が空いたのに」と、単調な攻撃を悔やんだ。

 今季の4敗はすべてアウェー戦。千葉泰伸監督(45)は「正直、痛い敗戦だと思っている。ホーム、アウェーに関係なく、勝ち点を積み上げないといけない」と話した。

 29日に1試合を消化してリーグ戦は一時中断。6月4日からカップ戦のリーグ杯期間となり、再開は9月10日になる。