“戦闘用マスク”完成! J2札幌MF宮沢裕樹(26)が10日、骨折している鼻骨防護用の新型フェースガードを着用し、札幌ドームサブグラウンドでの練習に参加した。9日の練習では試作品を着用し「視野が少し狭い」と練習後に装具屋に出向いて改良。「もう視界は問題ない。軽くなったし、あとは慣れていくだけ」と、13日長崎戦(札幌ドーム)での3戦ぶり出場を見据えた。

 試作品は、額と頬部分の保護板が約6センチのものを着用していたが、この日は、約3センチまで縮小。ヘッドギア風で重々しかった試作モデルから、仮装用アイマスク風の軽量モデルに微調整したことで視界も広がり、小休止には、主将のさわやかな笑顔が戻ってきた。

 リーグ戦での着用に問題ないよう製作しており、試合当日、審判のチェックを受け「バットマン宮沢」としてデビューする。