2位鹿島が神戸に2-1で逆転勝ちし、5連勝で第1ステージ優勝に王手をかけた。負ければV逸の可能性があった試合で先制を許したが、前半45分にFW土居聖真(24)が同点弾。後半5分にMF遠藤康(28)が今季初ゴールを挙げて勝ち越した。

 U-23日本代表DF植田が猛省した。前半24分、神戸の右CKでDF北本にマークを振り切られ、先制ヘッドを食らった。駆け引きの中で進路をブロックされ、届かなかった。チームは逆転勝利で優勝に王手をかけたが「失点に絡んでいるので反省しないと」と笑顔はなかった。最終節の福岡戦はセンターバックのコンビを組むDF昌子が出場停止。「誰と組んでも勝つだけ」と気を引き締めた。