4年後の東京五輪でエース候補のG大阪MF堂安律(どうあん・りつ=18)が、J1初アシストを決めた。途中出場から5分後の後半38分、FW長沢のゴールを演出。J1通算出場4試合目で初めて得点に絡んだ。2-0で磐田を下し、今季初の3連勝で第2ステージ(S)3位に浮上した。

 堂安は1-0の後半38分、ドリブル突破。ゴール前でフリーの長沢に決めるだけの優しいパスを送った。「調子がいいので視野が広がった。ドリブルも特長なので。結果を残せて良かった」。長谷川監督も「期待に応えてくれた」と喜んだ。今季は途中出場が2試合。主戦場はJ3G大阪U-23だった。J3で「ゴールに向かう姿勢を出して結果を残さないとJ1に上がれない」と感じ、15試合で7点。18歳の強い思いが白星へとつながった。