磐田は14日、次節鹿島戦(17日)に向けて緻密な守備練習を行った。中盤の4選手と最終ラインの3選手がポジションに入り、動きを細かく確認。距離感やロングボールへの対応などを徹底して繰り返した。前節神戸戦でDF大井健太郎(32)が左大腿(だいたい)二頭筋肉離れを再発。練習合流までに5~7週間かかる見込みで、通常は3バックの左サイドを務めるDFパパドプーロス(31)が中央に入った。

 第2ステージに入り、チームは11試合20失点とリーグワースト3位。守備の立て直しは急務で、DF藤田義明(33)は「常にお互いの位置を見て、声を掛けたい。隙を見せないようにしたい」と話していた。