先月29日に脳梗塞で入院した元日本代表MFラモス瑠偉氏(59)のブログが3日更新され、回復へ向かっていることがわかった。

 経過報告と題された当該ブログエントリーは、長女のファビアナさんの代筆によるもの。心配するファンから寄せられたメッセージをラモス本人に伝えたところ、ブログを通して感謝の気持ちを伝えたいとの本人の意向により代筆という形となったという。

 ブログによると、本人の意識もはっきりとしており、様々な症状の改善も見られ回復へと向かっているそう。まだ検査は残っているものの、結果次第では早速リハビリを始めることもできると医師に言われているようだ。とはいえまだ再発や失血などの危険性もあり、2週間ほどは気が抜けない状況だという。

 川淵三郎氏をはじめとしたサッカー会の各関係者だけでなく、ブラジルからもジーコ氏やロマーリオ氏など多くの人から励ましの応援メッセージが届いているが、それもすべて本人に伝わっているそう。また、2015年1月に同じ脳梗塞で倒れた経験をもつ、30年来の親友である木村和司氏からのメッセージには「涙を堪えながら、また一緒にピッチに立とう!と力強い勇気をもらって」いたという。

 ラモス氏は12月29日朝、都内の自宅で体調を崩していたのを夫人が発見、病院で脳梗塞と診断され入院している。