J2町田ゼルビアの相馬直樹監督(45)と選手らが22日、町田市役所を訪れ、石阪丈一市長を表敬訪問した。

 相馬監督は26日に迫った、ジェフユナイテッド千葉をホーム・町田市陸上競技場に迎え撃つ開幕戦について、石阪市長に意気込みを語った。

 相馬監督 この日曜日で開幕です。新しい選手…スタッフもだいぶ、変わったところがあって、その中で、まだ手探りといえば手探りですが、チームとしてのブレないところは継続できているし、継続していかなければと思っています。ただ、それだけだと上にはいけないな、と思っていますので、軸はブラさず大きなものになるよう、今年1年、やっていきたいと思います。(相手が)千葉さんということで去年、勝たせてもらえなかった。1試合に全て出し切る試合を、ぜひ見ていただけるようにしたい。今年も始まったな、今年もゼルビアいいなって思ってもらえるように頑張ります。

 昨季、ジェフユナイテッド千葉とはアウェーで1-1、ホームで2-3で敗れ、この2戦ともにFWオナイウ阿道(21)にゴールを決められた。特に16年7月16日のホーム戦では、後半5分に決勝ゴールを許した。

 1月28日に町田市民ホールで行われた新体制発表会の際、あいさつに立った石阪市長から「オナイウ君にやられた」と冗談交じりで指摘された一幕があったが、今季、オナイウはJ1浦和に移籍した。相馬監督は「市長がおっしゃいましたけれど、オナイウというのが出てきて(負けた)。今年は、いないので」とジョークを交えて必勝を誓った。【村上幸将】