ガンバ大阪のDF三浦弦太(22)が「大久保封じ」で初のA代表入りをつかむ。

 8日は次節11日FC東京戦(吹田S)へ、大阪・万博で練習を再開した。今月下旬のW杯最終予選2連戦(23日UAE戦、28日タイ戦)に向けた最後のリーグ戦。5日柏レイソル戦を視察した日本代表ハリルホジッチ監督から「いい若い選手が見つかった」と名指しされた三浦は「(代表監督が)見てくれている。チームで結果を残すことが代表への近道になる」。

 東京には日本人屈指の点取り屋であるFW大久保が在籍。エース封じが代表初選出への第1歩だ。三浦は「大久保選手は嫌らしい動きをするイメージがある」としながらも「無失点で抑えたい」。同じくハリルホジッチ監督から熱視線を受けるFW長沢も「結果を出し続けないと生き残っていけない」と2戦連発を意識した。MF井手口が右足首痛で欠場濃厚。初代表を狙う新星がリーグ2連勝へ導く。【益子浩一】