大宮アルディージャが2日、さいたま市内でJ2水戸ホーリーホックと練習試合を行い。2-0で勝利した。

 前半29分、FWネイツ・ペチュニク(31)のゴールで先制し、同38分にはMF黒川淳史(19)がネットを揺らした。リーグ戦ではクラブワーストの開幕5連敗と出遅れているが、渋谷洋樹監督(50)は「練習試合は勝てている。勝つことはいいこと。ここで負けたらドン底ですから」と話した。

 1日の鹿島アントラーズ戦では原点の守備に立ち返り、選手たちにハードワークを求めた。だが、終盤のパスミスをきっかけに失点。善戦実らず、勝ち点を奪うことはできなかった。渋谷監督は「守備を見直す1試合だった」と前向きに話し、次節の首位神戸戦に向け「鹿島戦ぐらい守備をしないといけない。攻撃もボールを動かすことを忘れずに、今回の負けを次につなげたい」と切り替えていた。