ガンバ大阪が今季初黒星を喫した。J1全18チームで唯一開幕から5戦無敗で臨んだホーム・サンフレッチェ広島戦で0-1。相手を4本上回るシュート12本を放ったが、後半7分の失点が最後まで響いた。リーグ戦では昨年10月1日のアウェー浦和戦(0●4)以来、半年ぶりの敗戦&無得点で暫定4位に転落した。今日8日にはACLアウェー江蘇戦(11日)に向けて中国へ出発する。
ゴールが遠かった。1点を追う後半23分、途中出場のMF堂安が右サイドから狙ったがDFに当たってはね返された。36分にはMF遠藤と代わって出場したMF泉沢が中央へ切り込んで右足シュートを打ったが、GKの正面。相手を上回る計12本のシュートは決まることなく、1本だけに終わったFW長沢は「自分の力不足」と肩を落とした。
クラブ新記録となる開幕から6戦無敗がかかっていたが、あと1歩届かなかった。がっちり守備を固めてくる相手に、浦和に次いで暫定2位につける自慢の攻撃力が不発。J1では半年ぶりの敗戦、しかも無得点となった。長谷川監督は「4月のホーム1発目で敗れて悔しい。前線で押し込む精度、迫力が足りなかった」。MF遠藤は「アイデア不足だった。引いて守る相手にはペナルティーエリア内でのシュートが必要だったが、それができなかった」と敗因を分析した。
それでも、下を向いてはいられない。中3日でACLアウェー江蘇戦が待つ。敗れれば1次リーグ突破が遠のく大一番。主将の遠藤は「負けたら終わり。必ず勝ち点3を取れるようにしたい」と切り替える。さらに、J1でも次節16日には3年ぶりとなるC大阪との「大阪ダービー」が待っている。「しっかり修正してACL、ダービーに臨みたい」と指揮官も大切な2試合を見据えた。この1敗を生かし、G大阪の底力を見せるしかない。【小杉舞】



