ジュビロ磐田はアウェーでベガルタ仙台に0-2で敗れ、第1節札幌戦から連敗となった。

 0-0で迎えた前半12分、ゴール前のこぼれ球にMF川辺駿(21)が反応。胸トラップから右足でネットを揺らした。リーグ戦ではボランチを務める背番号「40」が、名波浩監督(44)のトップ下起用に応えたかに見えたが、判定はオフサイド。先制点が“幻”となると、立ち上がりの勢いも徐々に消えていった。

 すると、後半6分に仙台FWクリスラン(25)の来日初ゴールで先制を許した。同23分にも、追加点を献上。期待のU-20日本代表FW小川航基(19)も前線で孤立気味となり、同30分に途中交代した。チーム全体が攻守で精彩を欠いたまま、試合終了の笛が鳴った。中3日で迎えるリーグ鳥栖戦(16日午後3時、ヤマハ)に向けても勢いをつけたかった一戦だったが、結果は完封負けだった。