清水エスパルスの副主将DF犬飼智也が12日、24歳の誕生日を迎えた。清水三保グラウンドで行われた練習では、チームメートから「おめでとう」と声をかけられた。守備の要として、今季はリーグ戦全試合に出場。練習中も積極的に声を出すなどしており、「ここまであっという間だった。24歳はもう若手じゃない。責任を持ってやりたい」と決意を述べた。

 昨季J2最終戦のアウェー徳島ヴォルティス戦(11月20日・2-1)前半29分、セットプレーからヘディングで清水でのプロ初得点を挙げ、チームのJ1復帰に貢献した。今季はまだ得点がなく、「自分の長所である空中戦では負けないようにしたい」と言った。明日14日の次節ホーム・サガン鳥栖戦に向けて「自分へのプレゼントは勝利」と、笑顔で今季ホーム初勝利を誓った。【保坂恭子】