<J2:横浜FC3-1東京V>◇第30節◇26日◇ニッパ球

 東京Vの高木琢也監督(41)は前半3失点しての完敗にぼう然。「3点でゲームが決まるとは思っていなかったけれど、非常に重くのしかかったかなと感じている」と話した。シュート数では15本対8本と圧倒したものの、カウンターとセットプレー2発での3失点。「当然注意しなければならない部分だった」と淡々と振り返った。

 第2クールに入ってからの快進撃も、前節甲府戦に続く黒星で急停止した。後半は一方的に攻めたが、自らがJ1昇格に導いた時の横浜FCの武器である鉄壁の守備「ハマナチオ」を崩せず、ロスタイムにFW大黒将志(29)が決めた1点だけ。「今日の内容からすれば、横浜FCの方が勝利に値するゲームをしたと思う」と、気持ちを切り替えるように話していた。