名古屋は7日、リーグ神戸戦(8日、瑞穂陸)に備え、愛知・豊田市内で練習した。6日に来季続投が正式発表されたドラガン・ストイコビッチ監督(44)は「私とこのクラブの関係は、単なるビジネスの契約によるものではない。それ以上のつながりがある」と、現役時代から続くクラブとの結びつきの強さを強調した。

 すでにリーグ優勝の可能性は消滅している。同監督は「すべてのゲームが大事だし、集中したい」と話したが、一方で「若手にもチャンスを与えたい」と口にした。言葉通り、右太ももを痛め離脱中のMFマギヌン(27)に代わり、期待のルーキーMF田口泰士(18=流通経大柏)のベンチ入りが濃厚となった。田口は「点に絡む仕事をしたい」と話した。