名古屋の快足FW杉本恵太(27)が9日、後輩の「全国切符獲得」の朗報に奮い立った。母校の鹿島(茨城)が、8日に全国高校サッカー選手権7年ぶり6度目の出場を決めた。インターネットなどを通じ、大会序盤から結果をチェックしていた杉本は大喜び。母校の選手権出場はプロ入り後初めてとなる。愛知・豊田市内での練習後、早速「記念ですし、何か贈らないと」と差し入れを約束した。

 試合会場に足を運ぶプランにも言及。来年1月、お正月の予定についても「1日に天皇杯で優勝して、そのまま2日に応援に行きますよ」。所属の名古屋の天皇杯Vというお土産とともに、1月2日の2回戦の応援に駆け付けるイメージを膨らませていた。