<J1:鹿島1-0浦和>◇最終節◇5日◇埼玉

 浦和が、王者に屈した。序盤から相手陣内に深く攻め入る場面もあった。シュート数は鹿島の10本を上回る12本。攻め込みながらも点が奪えない「決定力不足」という最大の課題は、最後まで解消できなかった。フィンケ監督は「内容は悪くなかった。多くの得点チャンスを作っていた。ただ、来季に向けて決定力を改善すべきだ」と話した。