Jリーグが2012年シーズンからタイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアの4カ国で地上波テレビ放送されることが6日までに決まった。これまでケーブルや衛星テレビではアジアや欧州などで放送されたが、地上波では国外初という。

 放送権料は映像制作の技術的な経費程度の見込みで、日本企業向けのコマーシャル枠を設けるなどして収入につなげる。東南アジアはサッカー人気が高く、日本代表のファンも多い。Jリーグの広報担当は「普及戦略の一環」と説明した。