<プレナスなでしこリーグ:新潟1-6INAC神戸>◇第2節◇31日◇新潟陸

 INAC神戸が6-1で新潟に大勝した。前半24分、MFチ・ソヨン(22)がパスをカットされ、先制点を許したが、同32分にFWゴーベル・ヤネズ(24)の今季3点目となるゴールで同点に追いつくと、後半5分に主将FW川澄奈穂美(27)の今季初ゴールで勝ち越し。さらにMF南山千明(27)が2得点。MF田中陽子(19)、FW道上彩花(18)もゴールを決め、力の差を見せつけた。

 石原孝尚監督(35)は「立ち上がりは新潟の勢いに押されてバタバタしたが、落ち着いて得点を重ねてくれた」と、安堵(あんど)の表情。後半、パス回しのスピードを速くし、受け手も動き出しを早めることでフリーでボールを持てる状態を作ったことで流れを引き戻し、結果的に大勝をつかんだ。