<スルガ銀行チャンピオンシップ:柏2-1ラヌス>◇6日◇柏

 柏が終盤の決勝点で国際タイトルを獲得した。

 前半44分にFWレアンドロ(29)のパスを受けたMF高山薫(26)が先制点を奪取。後半に1度は同点に追いつかれたが、同43分にFW工藤壮人(24)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得すると、FWレアンドロが冷静に決めて突き放した。PK判定に激怒したラヌスが退場者を出すなど終盤は荒れたものの、粘り強く逃げ切り戴冠。

 ネルシーニョ監督(64)は「選手にはアルゼンチン人は気性が荒いので、あのような(終盤の)場面が出てくると伝えていた。私は逆の立場で怪しいPKで負けたこともある。そこ(判定)は変えられないので、(得点して)スコアを変えるしかない。クラブにとって大きなタイトルになった」と満足そうに話していた。