<J1:大宮1-0清水>◇第16節◇30日◇NACK

 清水が今季最多の16本のシュートを放ったが、すべて空砲に終わった。前半22分。FW大前元紀(22)が反転から強烈なミドルを放つと、28分には中盤でボールを奪ったMF小野伸二(32)が迷わずゴールに向かった。しかし、あと1歩のところで精彩を欠くと、後半ロスタイムに決勝点を許した。圧倒的に主導権を握りながらも試合に敗れ、小野は「チャンスをものにできないと、こういう結果になる」と振り返った。