<天皇杯:東京8-0秋田>◇12日◇2回戦◇味スタ

 J1の壁は厚かった。前半11分に失点すると、その差を広げられ、終わってみれば8失点。試合後、選手たちはうなだれた。

 序盤は好機もつくった。前半5分、右CKをファーサイドでDF島川俊郎(24)が日本代表DF森重に競り勝ちヘディングシュート。同24分にはMF三好洋央(27)が強烈な右足ミドルシュートを放つも、枠をとらえられなかった。

 与那城ジョージ監督(63)は試合後、「入りは悪くなかったが、失点を重ねて、頑張っていたけど8点取られた。完敗です。リーグ戦に向けてどう立て直すかが課題」と話した。