北海道を拠点にフットサルの国内トップリーグ、Fリーグ入りを目指す新チームの設立が6日、札幌市内で発表された。同競技の関連事業を手がけるフィートエンターテイメント(本社・東京)が運営会社となり、すでに道内在住選手を対象にセレクションを実施。4月にチームを立ち上げ、5月開幕の北海道フットサルリーグで本格的な活動をスタートさせる。Fリーグはチーム数の拡張を検討しており、早ければ来秋にも参入が実現する。
コンサドーレ札幌に続き、国内のトップリーグ参入を目指すサッカーチームが発足した。この日発表された新チームが見据えるのは、昨年旗揚げされた日本初のフットサル全国リーグFリーグだ。現在、東北から九州まで8チームが参加しているが、実現すれば北海道からは初めてとなる。
水面下で準備は進行していた。運営会社フィートエンターテイメントは1月に札幌市内に事業所を設置。監督は札幌の強豪チームで代表を務めていた小野寺隆彦氏に決まっている。すでに道内から希望者を募り、25人がセレクションに参加。最終的には15人前後に絞る予定だ。フィートの太田博喜事業部長は「選手は北海道中心、ホームも北海道全域にしたい」と構想の一端を明かす。
フィートはJ2横浜FCのスポンサーになっている給食受託サービス大手のレオック(本社・東京)のグループ企業。両社の小野寺裕司社長は北海道出身で、Fリーグに興味があったことから、チーム設立に至った。運営費は初年度で約3000万円。太田部長は「当面選手への報酬は考えていないが、移動や会場使用料など必要経費はすべてこちらが持つ」としている。
将来的にはプロ契約選手の加入も視野に入れ、日本代表やFリーグで活躍する道産子選手にも積極的に声を掛けていく構えだ。J1札幌やJ2横浜FCの引退選手受け入れも検討。ホーム会場や練習場の確保、Fリーグで年間8000万円以上といわれる運営費など問題も多いが、太田部長は「ビジネスとして利益は考えていないが、赤字にならないようスポンサーは獲得したい」と話す。
チーム名は公募し、所属選手とともに4月中に発表する。デビュー戦は5月開幕の北海道フットサルリーグ。5月にも協議されるFリーグ拡張が決まれば、最短で来秋からの参戦も可能だ。北海道サッカー協会の出口明副会長は「Fリーグは協会としても目標の1つだった。会場確保など手助けしていきたい」とバックアップを約束した。



