鳥栖の守護神が、雪辱の完封を誓った。前節の福岡戦でキャッチミスから失点し、今季初黒星を喫したGK赤星拓(24)が、今日26日の徳島戦も先発メンバーに入った。名誉挽回(ばんかい)のチャンスをくれた岸野靖之監督(49)に感謝し、ホーム3試合ぶりの白星を贈る。
「やっと、顔つきが普通に戻ってきたな」。指揮官の先発ゴーサインが出た。20日の福岡戦、前半37分。相手陣から蹴り出されたボールを、赤星が目測を誤って後逸し、そのままゴール。退場者が出て1人少なくなった後に許した2点目は、ダービー勝利を逃した致命傷になり、赤星は「やった時点で、次(の出場)があるとは思っていなかった。気持ちが落ちて、なかなか整理がつかなかった」と暗い表情で練習を再開。当日は見られなかった失点シーンを、何度もビデオで見直した。岸野監督は「厳しい人ならチャンスを与えないミスだったが、そうしたら選手がゼロになってしまう。同じミスは絶対しないはず」と起用を決めた。赤星は「ゼロという結果を出さないと。いつも以上に大事な試合だと思う」と、3月20日C大阪戦以来のホーム完封勝利を自分に課した。【佐藤千晶】




