コンサドーレ札幌は13日、アウェーで千葉と対戦するが、右ひざを痛めているDF西嶋に代わってDF平岡康裕(22)の先発出場が11日、濃厚になった。5月31日のナビスコ杯川崎F戦以来、1カ月半ぶりの公式戦出場を前に、平岡は「ゴール前で体を張ります」と意欲をみせた。

 5月25日のナビスコ杯千葉戦ではプロ初ゴールを決めている平岡だが、6月5日の練習中に痛めた腰の治療が予想以上に長引き、全体練習復帰に2週間、完治まで3週間かかった。6日のサテライトリーグ千葉戦で実戦復帰を果たし、フル出場で1―0の勝利に貢献した。

 試合ごとにDFラインが変わってしまう現状だが、三浦監督は「平岡はクロスもいい。サイドバックの中では最も攻撃的能力がある」と評価。平岡は「コンディション的には上がってきている。サテライトも満足いく内容。今年は千葉には良い印象がある」と話していた。