入れ替え戦も、いよいよ13日が最終決戦の第2戦。初戦に続き、日刊スポーツ東北総局でJ2仙台担当の山崎安昭記者、静岡支局でJ1磐田担当の栗田成芳記者が、前哨戦で盛り上げます。

 栗田「第1戦の1-1というスコアは、どちらも救われた結果でしたね」。

 山崎「仙台は監督、選手ともに自信を深めたよ。組織的に守れば勝てる相手だと感じたみたい」。

 栗田「磐田はアウェーゴールのことは忘れていますね。しっかり勝って、J1とJ2の力の差を見せつけるつもりですよ」。

 山崎「実はこっちには強力な味方がいるんだ。選手がよく行く弁当店のおばちゃんが、自動昇格の可能性が残っているうちから『入れ替え戦、頑張って!』と選手に声を掛けていた。すると本当に入れ替え戦行きになったんだ。そのおばちゃんが『絶対昇格できる』って断言している。もはや昇格は決まったも同然だ」。

 栗田「なるほど。でも先輩、こちらの選手らは第1戦の帰りに、仙台土産で牛タンと萩の月を買って食べているんです。既に磐田は『仙台食い』の先制攻撃を仕掛けていますよ!」

 山崎「マジ!?

 こっちは監督が第1戦の前にウナギを食べた。今回は2、3匹食ってるかもしれない。究極の負けず嫌いだからな!」

 栗田「ウナギか…そいつは夜に強そうですね」。

 山崎「うん。でも、試合は昼なんだけどね…」。