<J2:草津2-1熊本>◇第1節◇8日◇熊本
新天地デビューは「反省1敗」だった。熊本に加入した元日本代表MF藤田俊哉(37)がJ通算420試合目を初のJ2で迎えたが、1―2で草津に敗れた。何度も決定機を演出しながら得点に絡めず、反省の言葉を口にした。
攻撃的MFで先発した藤田は、何度も決定機を演出しながら得点に絡めなかった。新天地で、しかもJ2初陣。「大きなチャンスを決め切れなかったのが自分の足りないところです」。熱烈なラブコールを送ってくれたサポーターに勝利をもたらすことができず、後悔の色を濃くした。
開始直後から大きなジェスチャーでイレブンをまとめ、チャンスは作った。前半23分、自分でDF裏に走り込んで放ったシュートは惜しくもポスト左へ。起点となった3分後には、MF宇留野のクロスをヘディング。ゴールバーに弾かれたこぼれ球をさらに体ごと押し込もうとしたが、今度はゴールポストに嫌われた。「決め切れなかったのが最大の反省。今日のできは100点満点で半分ぐらい」と自己評価も厳しかった。
Jリーグ選手会長がJ2でプレーするのは藤田が初めてだ。「J1でもJ2でもサッカーは変わらない。大きな拍手と歓声を痛いほど感じた。勝つことで多くの期待に応えていきたい」。MFとしてJでただ1人の通算100得点を記録しているプロ16年目のベテランの、新たな挑戦が始まった。【村田義治】




