<J1:京都1-0神戸>◇第1節◇8日◇西京極

 元日本代表の神戸DF宮本恒靖(32)は3年ぶりのJリーグ復帰戦が、悔しい黒星となってしまった。

 ほんの一瞬のミスが命取りとなった。神戸DF宮本の3年ぶりのJリーグ復帰戦。前半36分、京都DF渡辺がボールを持った瞬間にDF陣の足が止まり、ミドルシュートを決められた。G大阪時代の06年11月19日千葉戦(万博)以来827日ぶりのJリーグのピッチで、懐かしさと悔しさが入り交じった複雑な気持ちになった。「こういう感じだったなと思い出しながらプレーした。でも、負けたから…」と端正な顔を少しゆがめた。

 オーストリアで得意ではなかった対人プレーに磨き、自信をつけての凱旋(がいせん)だった。この日は185センチの京都FW豊田を空中戦で完全に抑え込み、何度も得意のロングパスでチャンスをつくった。だが、結果は悔しい敗戦。「正直、前日に宿舎に入った時は本当に本当に緊張した。でも、試合中は勝ちたいという気持ちを全面に出せた。次に向け気持ちを切り替えたい」。ツネ様は早くも次を見据えていた。