<J1:神戸2-1川崎F>◇第2節◇14日◇ホムスタ

 神戸はホームで川崎Fを2-1で破り、今季初勝利を挙げた。

 神戸に幸運を呼んだのは主将のツネ様だった。1点を追う後半2分、DF宮本が相手パスをクリアすると、こぼれ球がフリーのMF金南一へ…。金-吉田-須藤と渡り、同点弾が生まれた。勝ち越すと、川崎Fの猛攻に体を張って、リードを死守した。神戸でのホームデビュー戦で、うれしい逆転勝ちだ。

 宮本

 ホームで勝つというのは重要なこと。G大阪は勝って当然のチームだった。これからは神戸がそうなれるように白星を積み重ねたい。

 8日の開幕京都戦は0-1で負けた。しかも新助っ人FWマルセウ、MFアラン・バイーアが負傷離脱という緊急事態に。この1週間は、常にクラブハウスに一番乗り。練習後も入念なストレッチを終えて一番最後に帰る。その姿が、けが人続出のチームをまとめた。「年をとるとね。やることも増えるから」と照れ笑いしたが、カイオジュニオール監督は「宮本のプロ魂がチームにとってプラスとなった」と目を細めた。

 後半からDF河本を左サイドバックで起用する指揮官の采配が当たり、川崎Fの勢いを止めることができた。宮本は「あの交代には驚いた。監督の交代がはまった形。でも、喜ぶのは今日だけ。これからも今日の試合を続けていく」。ホワイトデーの港町に、ツネ様から最高の贈り物が届いた。【奈島宏樹】