札幌石崎信弘監督(51)がロスタイムに失点した前節24日東京V戦の反省から、“逃げ切り”に着手した。28日の紅白戦では「1-0で残り5分」と想定し、マイボールのスローインからスタート。ボールを奪われてから自陣に戻り、押し込まれても落ち着いてDFを立て直すという状況に特化した実戦練習を敢行した。指揮官は「チャンスがあれば攻めてもいい。ただカウンターを受けないようにシュートで終わるように」と終盤の時間の使い方への意識を統一させていた。