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G大阪、悪夢の逆転負けでV絶望的/J1

がっくりとした表情の(左から)G大阪の橋本、遠藤(撮影・桜井希望)
がっくりとした表情の(左から)G大阪の橋本、遠藤(撮影・桜井希望)

<J1:名古屋2-1G大阪>◇第16節◇5日◇豊田ス

 G大阪の4季ぶりリーグV奪回が絶望的になった。後半ロスタイムにGK松代直樹(35)が、まさかのパスミスを犯し、名古屋FW巻佑樹(25)に決勝弾を献上。悲劇的な幕引きで、1-2の逆転負けを食った。リーグ戦は次節に折り返しとなるが、首位鹿島との勝ち点差は「16」まで広がった。

 試合終了数秒前…。GK松代の下平へのパスが直接、名古屋FW巻に渡り、まさかの決勝ゴールを許した。凡ミスをした松代は遠藤に抱きかかえられ、ようやく立ち上がった。それだけショックは大きかった。

 もう優勝は絶望的だ。この日、引き分けた首位鹿島と勝ち点16差まで広がった。Jで過去に16差をひっくり返したクラブはない。まだリーグ戦の半分も終わっていない段階で、決定的な差をつけられた。下積み暮らしに耐え、チームを支えてきた松代は「自分の、絶対にしてはいけないミス。それ以上は何も言えません」と必死に涙をこらえた。

 最近5試合は1勝4敗。「攻撃的ガンバ」の看板を掲げながら、奪ったのは3点だけ。西野監督は「相手がガンバに対応してきている。向こうが守備的でも、破っていく強さを付けないといけない」と前向きに語るが、自慢のパスサッカーはできても、点が取り切れない。“きれいなサッカー”をしているだけでは、自己満足になってしまう。

 ACL2連覇の夢は消え、リーグ戦の灯も消えかけている。敗戦に追い打ちをかけるように、明神が右ヒジを強打し、加地も肋骨(ろっこつ)を負傷。ともに6日にも精密検査を受ける予定で、まさに泣きっ面にハチだ。大黒柱の遠藤は「これは自分たちが招いた結果。戦い方を見直すことが大切」という。このままでは、築き上げてきた自信まで失いかけない。せっかくつかんだ「強豪クラブ」の肩書を手放しかねない危機に直面した。【益子浩一】

 [2009年7月6日11時40分 紙面から]


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