<J1:京都2-1新潟>◇第23節◇22日◇東北電ス

 J1新記録の5試合連続引き分けを記録した後、今季初の2連敗。3位から暫定5位に転落した新潟に、いつもは温厚なサポーターから、厳しいブーイングが降り注いだ。拳を振り下ろして怒るサポーターに、イレブンは頭を下げるしかなかった。

 前半43分にMFマルシオ・リシャルデスが、FW矢野のパスを右足で直接たたき込み先制した。しかし、後半8分、同22分とセットプレーから連続失点。京都のカウンターとセットプレーが強いことは、今週のミーティングで徹底的に確認していただけに、MF本間主将は「言っていたのに、やられた。セットプレーなんて気持ちの問題。何となくマークについてるから、やられる」と怒りをにじませた。

 昨季J1最少得点のチームは、5分け2敗と勝てていない最近7試合で7得点。そのうち、マルシオが4得点と攻撃に手詰まり感も見られ、鈴木監督は「間違いなく成長してるが大胆なクロスやミドルシュートがない」と肩を落とした。4連敗して残留争いに巻き込まれた昨季に続く苦しい8月。FW大島は「いい順位にいて、おごりもあったかもしれない。全員で原点に返る、そこが新潟のいいところ」と前を向いた。【村上幸将】