日本協会の犬飼基昭会長(67)が27日、J復帰した大分MF菊地直哉(24)に社会貢献への自覚を促した。同会長がJリーグ専務理事を務めていた07年に不祥事で磐田を解雇され、日本協会から1年間の選手登録停止処分を受けた。その後、ドイツ3部リーグなどでプレーしたが「当時は(社会復帰への)ボランティア活動を約束したが、全然足りない。出場停止が明けたから帰ってきた、というだけでは日本の社会では厳しい。本人の自覚の問題」と話した。