<J2:仙台2-0草津>◇第46節◇21日◇ユアスタ
仙台が17戦不敗中だった草津を下し、きっちり2位をキープした。前半12分、FW平瀬智行(32)が10戦ぶりの今季8点目を奪い先制。後半21分には、FW中島裕希(25)の同7点目で加点した。首位C大阪と3位甲府が足踏みした中で勝ち点3を積み上げ、J1昇格へ1歩前進。J2単独2位のホーム10連勝と同2位タイのホーム20戦連続不敗も達成した。
お手本通りだった。前半12分、ロングボールをFW平瀬が落とし、MF梁、関口を経由して再び平瀬へ。起点となった後に左サイドを駆け抜け、左足を振り抜いた。52日ぶりの得点に「いつもはチャンスメークが多いけど、2列目のおかげで今日は中央でプレーできた」と平瀬。好調な攻撃陣を象徴する1発だった。
だが、仕事をした後にアクシデントが待っていた。前半30分すぎ、関口のパスを追って左ひざを負傷。22日の診断次第だが「パキッと音がしたらしい。半月板か内側側副靱帯(じんたい)か…。今シーズンは厳しいかも」と手倉森監督が話す厳しい状態だ。
今季FW最多36試合に出場した平瀬の離脱…。代償は大きいが、総力戦に突入する機会でもある。この日は平瀬に代わって出場のFW中島が後半21分に追加点をゲット。手堅い勝利を決定づける一撃で、不安を吹き飛ばした。これで4戦3発と上り調子の中島は「ヒラさんの分は僕らでカバーしていく」。ソアレス、中原に続く、終盤戦のラッキーボーイに躍り出た。
前節と逆に、昇格圏内3クラブの中で唯一の勝ち点3を奪い「大きな勝利。みんなで平瀬の負傷をカバーして1戦1戦、勝っていく」と指揮官。さあ残り5戦。総力戦で昇格ロードを突き進む。【木下淳】



