<J2:湘南0-0草津>◇第50節◇18日◇西が丘
湘南が、昇格へのプレッシャーから勝利を逃した。勝てば11年ぶりのJ1復帰へ大きく前進したが、草津を相手に攻撃陣が空回り。FWアジエル(29)が加入4年目にして初めてPKを外すなどゴールを奪うことができず、引き分けた。それでも、勝ち点を95として4位甲府と1差で昇格圏の3位はキープ。最終節のアウェー戦で水戸に勝てば、10年間の悲願だった昇格が決まる。
11年ぶりのJ1を目の前にして、湘南が「生みの苦しみ」に襲われた。前半20分にはMF坂本の突破で得たPKをアジエルがミス。左サイド狙ったキックを、GK本田に止められた。加入以来4年、過去8本すべて成功した「名手」にも、プレッシャーがあった。攻めながらも得点できず、引き分けがやっとだった。
甲府の勝利が、見えない重圧になった。「勝たなければ」という思いが、選手の動きを硬くした。反町康治監督(45)は「関係ない」と言いながらも「せめて最後の2試合ぐらいは、同じ日、同じ時間にやってほしい」と、珍しく日程を恨んだ。それでも、最終節で勝てば昇格は決まる。坂本は「引き分けでもいいというよりも戦いやすい。勝ちます」と前向きに話していた。




