Jリーグのヤマザキナビスコ杯は31日、1次リーグが開幕する。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場の4クラブを除く、J1・14チームがA、B組に分かれて1回戦総当たりの6試合を行い、各組上位2チームが9月の準々決勝に進む。

 ブンデス1部ニュルンベルクから新加入した、浦和DFスピラノビッチ(21)が、磐田戦(埼玉)でJ公式戦デビューする。相次ぐ故障でリーグ戦は控えに回っているが、さいたま市内での前日練習で主力組に入り、先発での公式戦初出場が確実に。「みんなと協力して勝利をつかみたい」と闘志を燃やした。磐田戦では、J2水戸から復帰したFW高崎や故障で戦列を離れていたDF高橋、堤ら計6選手が先発濃厚。戦力拡大を図る一戦となる。