ナビスコ杯決勝トーナメント進出を狙う磐田の守備陣に、災難が続いた。2日の大久保グラウンドでの練習で、アップ中にMF那須大亮(28)がDF本田と激突し頭部を負傷。吐き気があるため救急車で、浜松市内の病院に搬送された。検査の結果、異常はなかったが、3針縫うために髪の毛をそった。那須は「髪をそられたことが一番ショック」と手で頭を押さえた。

 また、1日の練習で鼻を負傷したDF加賀健一(26)は、鼻骨を骨折していたことが判明。この日の練習では別メニューでランニングのみ行った。加賀は「鼻を刺激しないようにランニングだけにした。明日からは大丈夫」としている。クラブの方針で、視界を妨げられるためフェースガードは使用しない予定。6日の清水戦で起用する方針だ。