<J1:川崎F0-0大宮>◇14日◇等々力
守護神の抜けた穴はGK相沢貴志(28)がしっかり埋めた。リーグ戦では、レンタル移籍していた06年のJ2・C大阪では出場したが、川崎Fでは06年9月23日G大阪戦以来1390日ぶりの出場。久々の等々力で完封し、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。
前半33分、大宮MF青木の至近距離からのシュートを顔面ブロック。鼻から流血した。気迫を込めたプレーがチームに勇気を与えた。後半10分の相手FWラファエルとの1対1の場面も前に出てゴールを守り抜いた。「(川島)永嗣が日本代表でチャンスをものにしたように、僕もチャンスをいかしたい」。第2GK杉山の故障で巡ってきた出番で、W杯南アフリカ大会で川島が見せたスーパープレーを再現した。
「失点しないことが前半からの課題だったから、完封できたことは大きい」と相沢。スタンドで見守った川島からは「ナイスキーパー」とたたえられた。この日はMF森、FWレナチーニョの出場停止もあり、中断前からスタメン5人を入れ替え打開をはかった。攻撃陣が決定機を決めきれずスコアレスドローも、初タイトルへ貴重な勝ち点1となった。【鎌田直秀】




