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清水3年連続4強決めた/ナビスコ杯

ゴールを死守した清水GK西部(左)(撮影・神戸崇利)
ゴールを死守した清水GK西部(左)(撮影・神戸崇利)

<ナビスコ杯:清水0-0東京>◇準々決勝第2戦◇8日◇アウスタ

 清水はスコアレスドローで準決勝に進出した。第1戦とのトータルスコアにアウェーゴールが加わり3年連続9度目の進出。2年ぶりの決勝を目指し広島と激突する。準決勝は9月29日、10月10日にホーム&アウェー方式で行われる。

 長くて、苦しい4分間のロスタイムを守備陣が神懸かり的な好プレーでしのいだ。東京FWリカルジーニョの至近距離からのヘディングシュートをGK西部洋平(29)が左手でスーパーセーブ。さらに、DF平岡も東京FW平山のシュートをゴールマウスの中で胸に当ててブロックした。GK西部は「ロスタイムはかなりきつかった。みんな、めちゃくちゃ体を張ってたし、なんとかゼロで抑えようと。それ以外は余計なことを考えないで無心でした」とうなずいた。

 第1戦と同様に我慢の時間が続いた。前半から圧倒的にボールを支配したが決定機まで持ち込めない。前半18分にFW兵働、同36分にMF小野がミドルレンジからシュートを放ったが、枠をとらえきれず。ハーフタイムに長谷川監督は「(攻撃に)メリハリをつけてゴール前で迫力を出していこう」と攻撃的な姿勢を貫くように指示した。

 アウェーゴールを奪っているだけに、戦い方は時間とともに流動的に変化した。後半23分、3トップの右で先発したFW枝村に代えMF山本真を投入。同時に、MF本田の1ボランチをMF伊東との2ボランチに変更。一概に守備的とは言えないが、第1戦のアドバンテージをより意識した戦術にシフトした。

 攻めの姿勢を完全に失ったわけではない。長谷川監督は「守り倒して0-0で終わるというのはポリシー的に嫌だったので、攻撃的な選手を切りながらだった。ただ、一番大事なのは準決勝に進出すること」。複雑な心中を明かしながら、賛辞も忘れない。「今日は(西部)洋平に感謝。彼の活躍なくしては4強進出はなかった」と、守護神を拝んだ。【為田聡史】

 [2010年9月9日12時40分 紙面から]


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