<J1:鹿島2-1川崎F>◇第30節◇14日◇等々力
鹿島が主将MF小笠原満男(31)の「50メートルコロコロ逆転弾」で川崎F相手に等々力では00年以来の勝利を挙げた。1-1の後半17分、前線を走るMF野沢を狙ったスルーパスが、味方DFと交錯。相手GKのまたを抜け、そのまま決まった。「シュートでしたとは言えないでしょ。パスが通ってゴールだったら気持ちよかったけど、気持ち悪いゴール」と苦笑した。
狙い通りではないにしても、優勝の望みをかろうじてつないだ。残り4試合での首位名古屋との勝ち点8。厳しい状況に小笠原は「さらに4連勝しないと始まらない」。50メートルを転がっての決勝弾、鬼門での10年ぶり白星と、奇跡を予感させる流れはつくった。同点弾を決めたMF中田は「あきらめずやれば、何が起きるか分からない」。試合前には、クラブ幹部がスポンサー関係者から差し入れられた縁起物「おつなずし」を食べて気勢を上げた。油揚げをひっくり返してご飯を包んだ形状同様、リーグ戦をひっくり返すつもりだ。



