親日ブラジル人FWが絶好調だ。J2東京は16日、鹿児島の鴨池陸上競技場で磐田と練習試合を行い、1本目の開始わずか2分、新加入のFWロベルトセザー(25)が右足で先制ゴールを決めた。新天地ではこれで実戦3試合で4発目。04年には新潟に在籍した新戦力はゴールを量産するだけでなく、食事の際には箸を器用に使うなど、日本の環境にも慣れ始めている。「日本をしばらく離れていたので、1日も早く日本のことを分かるようになりたい。仲間とコミュニケーションを高めていきたい」。J1復帰を目指す大熊清監督(46)も「相手チームにとって脅威になってほしい。もう、なりかけている」と大きな期待を寄せた。