<J2:湘南5-0岡山>◇第1節◇6日◇平塚

 東大初のJリーガー、J2岡山FW久木田紳吾(22)が6日のリーグ開幕戦で初先発し、フル出場を果たした。昨季は特別指定選手として4試合に途中出場するも先発機会はなかった。この日はアウェー湘南戦。先発は午前のミーティングで言い渡された。スタンドには同級生も詰めかけた。「準備はしてきたつもり。いい緊張感でピッチに立てた」。本来の1・5列目ではなく、右サイドハーフに入った。試合は5失点の大敗。「90分間走りきれた」と収穫もあったが「質の高いクロスなどゴールに直結するプレーができなかった」と反省点は多かった。

 現在は工学部4年。卒論「Jクラブのホームタウン作りの現状と課題」はすでに提出済み。「東大生」の肩書で注目されるが「結果で注目されるように頑張るだけです」。卒業式には出席せず「リーグ戦に集中」。影山雅永監督(43)も「(先発は)チーム内の競争に勝った結果」と話しており、J史上初の“東大ゴール”にも期待が寄せられる。