G大阪は見えない「敵」とも戦っていた。4日にACLメルボルン戦を1-1と引き分けて、5日夜に関西空港着の飛行機で帰国。西野朗監督(56)は「体調不良が半分以上いた」と明かした。試合前夜に7~8選手やスタッフが嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えたという。原因は不明で、関係者は「気候も良かったし、水だろうか」と首をかしげた。

 往復40時間の移動に体調不良も重なり、当初は回復トレーニングだった今日6日を休養日に変更した。11日のホーム天津泰達(中国)戦に勝てば1次リーグを首位で突破する。西野監督は「トップ通過になるし、目的がはっきりしてるから、やりがいがある」と話した。