名古屋は26日、GK楢崎正剛(35)が左手小指第1関節の開放性脱臼で全治4週間と診断されたと発表した。楢崎は25日の浦和戦(豊田ス)の後半に、浦和FW原の至近距離からのシュートをはじいた際に痛め、そのまま同21分に交代。試合中に愛知・豊田市内の病院に直行しエックス線検査を受けていた。けがに強く、これまでも手や足の故障後、早期復帰を果たしてきた楢崎だが、7月のリーグ5、6試合は欠場を余儀なくされる見込み。長期離脱は避けられたが、連覇を目指す名古屋は、夏場の連戦で昨季JリーグMVPの主将を欠くことになった。