<J1:神戸2-0横浜>◇第21節◇13日◇ホームズ

 「弔いの1勝」は、またもお預けとなった。横浜が敵地で神戸に0-2で敗れ、今季初の2連敗。順位も2位から4位に転落した。

 昨季まで16年間、チームで活躍した松田直樹さん(享年34)が、4日に急逝。前節の柏戦に続き、この日のサポーター席にも「ミスターマリノス

 松田直樹

 3

 これからも俺たちと共に」の横断幕が掲げられたが、勝利の報告はできなかった。

 今季初となる2試合連続無得点の要因を、DF栗原勇蔵(27)は「今まではセットプレーとかで点を取れていたが、対策されてきて難しくなってきた」と分析する。この日もCKなどで通常と違うファーサイドに走り込むなど工夫はみせたが、結果にはつながらなかった。

 前半戦を首位で折り返した勢いに陰りがみえ始めた横浜。松田さんにささげる勝利が遅くなれば、それだけ優勝は遠のく。04年以来の栄冠を誰より望んでいた故人のためにも、立て直しは急務だ。