<J1:名古屋2-3川崎F>◇第10節◇6日◇豊田ス

 名古屋が川崎Fに前半だけで3失点して敗れた。ACLも含め、ここ5戦勝ちなし。リーグでの連敗は何と09年10月17日横浜戦(日産ス)以来、実に3年ぶり。腰痛が癒え約1カ月ぶりに実戦復帰したFWケネディは復帰弾を決めたものの、ハーフタイムに腰の痛みを訴え交代した。再離脱の可能性も浮上するなど、負の連鎖が続き、チーム状況はどん底だ。

 ストイコビッチ監督(47)は、後半11分までに交代カードを使い切り、DF闘莉王をFWに上げた。圧倒的な個の力を押し出したが、得点はMF藤本の1点だけ。現実を突き付けられた指揮官は不気味なほど静かだった。審判に八つ当たりすることも、選手のプレーに苦言を呈すこともなし。会見では「だれもこの苦しい状況を救ってはくれない。自分たちではい上がるしかないんだ」。最後は、映画『ターミネーター』の名ぜりふ「アイルビーバック」で締め、逆襲を誓った。