<ナビスコ杯:仙台4-0磐田>◇1次リーグ◇27日◇ユアスタ
Aグループ首位に立っていた磐田が決勝トーナメント(T)進出を逃した。引き分けで8強入りの仙台戦に大敗し、勝ち点12で並ばれたC大阪、仙台に得失点差で抜かれた。
流れをつかみかけた時間帯に一瞬だけ足が止まった。前半5分にはDF山本脩斗(27)が中央に切り込み強烈ミドル。同19分にはFW山崎亮平(23)が相手GKと1対1のチャンスを迎えた。アウェーで果敢に攻めたがゴールは遠い。すると同22分、CKからの折り返しを仙台MF太田に押し込まれて先制点を献上。GK竹重安希彦(24)が「仙台の武器は空中戦。いい判断をしなければいけない」と、警戒していたセットプレーから失点した。
この日は出場停止明けのMF山田大記(23)が先発。「勝つことしか考えていない」と意気込んで臨んだ。しかし、相手から執拗(しつよう)なマークを受けて、持ち味のドリブルは鳴りを潜める。攻撃の要でもエース前田も押さえ込まれた。戦前は、引き分け以上で1次リーグ(L)突破が決まる有利な状況。しかし、1点ビハインドとなり、追いつかなければいけない立場に変わった。
公式戦3試合連続で先制される展開となり、悪い流れは断ち切れなかった。ハーフタイムに森下仁志監督(39)は「守備のルーズボールをはっきり拾うこと」と指示したが、自軍のクリアボールを拾われて中央から2失点目。同24、33分にも失点した。リーグ戦で首位浮上のチャンスを阻まれた相手に屈辱の4失点。終了間際には山田が左足の痛みを訴えて途中退場した。最後まで見せ場を作れず、1次L敗退が決定。これで公式戦3連敗。中2日でホームに東京を迎える。下を向いている暇はない。【神谷亮磨】



