<J1:磐田4-3C大阪>◇第22節◇18日◇ヤマハ

 磐田は後半37分と同40分に日本代表FW前田遼一(30)が連続ゴールを決め逆転勝ち。6位に浮上した。

 磐田のセンターバック2人が攻撃で輝いた。前半9分、左CKをDF藤田がニアサイドに飛び込みヘディングで合わせて右隅に流し込んだ。直後に同点とされたが、同16分にはDF菅沼駿の移籍後初ゴールで勝ち越し。しかし、同26分に再び失点して振り出しに戻った。前半からお互いにノーガードの打ち合いを演じた。

 負けられない気持ちが選手を突き動かした。この日は東日本大震災で被災した岩手県の子供たちと同伴者約70人をスタジアムに招待。試合前の午前中には練習場で約1時間の交流会を行った。急きょ予定にはなかったサッカー教室も開催。ゲームキャプテンの山田は「皆さんに勇気を与えられるようなプレーを見せて勝ちたい」。エース前田も「見に来てくれるのでしっかり勝たなければいけない」と普段以上に気持ちを入れてピッチに立った。

 しかし、後半23分に失点し、初めて追う展開となった。それでも、この日は簡単に諦めない。同37分にDF宮崎の絶妙クロスを前田がヘディングで合わせて同点。同40分にも前田が追加点を決めて、熱戦に決着をつけた。4試合ぶりに勝ち点3を獲得。上位を狙うジュビロが得意のホームで息を吹き返した。【神谷亮磨】