<J1:C大阪3-2清水>◇第26節◇22日◇金鳥スタ

 C大阪が清水を下し、金鳥スタ3連勝を飾った。前半47分、FW柿谷曜一朗(22)が金鳥スタ4試合連続得点となるチームJ1ホーム通算400点目。2-2で迎えた後半43分には五輪代表FW杉本のクロスをMFシンプリシオが押し込み、試合を決めた。

 この日は、94年から2年間C大阪でプレーし、チームをJリーグへと昇格させながら、99年に36歳の若さで他界した久高友雄さんの13回忌だった。スタンドでは妻由美さん(49)も観戦。久高さんの息子とともにサッカーをしたことがあるFW柿谷は「そういう日だったので、自分がゴールする姿を(久高さんに)見てほしいと思っていた。やっぱり(天国から)支えていてくれたんだと思う」と、神妙な顔で振り返った。

 前節の名古屋戦ではC大阪らしい攻撃をまったく出せないまま敗れたが、この日は左サイドからの攻撃がさえ渡り、相手のシュートもわずか3本。レビークルピ監督は「きょうは選手によくやったと言ってやりたい」と笑顔をみせ、FW柿谷の節目のゴールには「J2徳島に行かせてよかった。柿谷は星を持っているから、ここぞという時に決めるんだ」と目を細めた。

 J1残留を争う大宮、G大阪がともに勝ったため、J2降格圏の16位G大阪との勝ち点差は4のままだが、これで勝ち点32。中位陣との差も縮まってきた。そして次節は13位神戸との関西ダービー。息を吹き返したC大阪は自慢の攻撃力でゴールを量産し続け、J1残留を自らの手で呼び寄せる。【福岡吉央】